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アウシュビッツ強制収容所解放70年記念日

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1945年1月27日、ソ連軍の侵攻により、アウシュビッツ強制収容所は解放された。

それから70年、収容所で生き残った人々、各国首脳が世界各地から集まり、記念式典が行われたという。

大事なのは「生還者による証言」と、みな思っているが、生存者は少なく、もはや80歳を超えている。

生存者達は体験を語り、若者達に伝えたいと願う。

「異なる宗教や意見を持つ人を、切り捨てるのではなく、理解しようとすること」だと。

写真は、昨年ポーランド、アウシュビッツ第2収容所、ビルケナウを訪れたときのもの。

多くのユダヤ人が収容所跡を訪れていた。

今アウシュビッツは、欧州共存の原点として、もう一度見直されている。

EU全体で支援し、若い人たちに、平和を学び考える拠点となるようにしようと。

アウシュビッツの門には、「働けば自由になる」という言葉が掲げられていた。

連れて来られた人のうち、働けない者は、そのままガス室におくられる。

わけの分からぬままに死んでいったのだ。

移送された人々の9割以上が亡くなったとされる。

ここに収容されていた人々の多くはユダヤ人だったが、3割ほどはポーランド人や
ロマと呼ばれるジプシーの人々だった。

これらの人々は、当時守ってくれる国が無かったため、多数虐殺された。

一方、第2次世界大戦中の日本は、国を維持するために国民を犠牲にしていたと思う。

どのように国民のための国体を維持するか、歴史を見ても非常に難しい。

★ ★ ★ ★ ★

アウシュビッツをはじめとする、各地に存在したナチスの強制収容所のことは、
まだ全部解明されていない。未だに発掘が行われ、その存在を証明しようとする
試みがつづいている。

しかしその後の世界では、アウシュビッツ並み、もしくはそれ以上の残虐な行為が
次々と繰り返されている。つくづく人間の業の深さを思う。

現在起こっていることを見ても、生存者の言葉は重い。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

歴史は繰り返される
今まさに歴史が始まっているとしか思えない・・
異宗教、人種差別、・・・
グローバルな世界になっても皆同じ考えとはいえない
どこに接点を見出すのか?
誰がどうまとめるのか?
世界の平和とは?


すみません
取りとめのない文章で

投稿: 姉さん | 2015年1月29日 (木) 21時05分

★ 姉さん様、書きにくいテーマに、コメントを
ありがとうございます。
日本は地理的、民族的、政治的国家が、一致しているため、
「国とは何か?」が意識されないまま、今日に
至っているように思います。ま、それだけ幸せ
なのですが。
古代から、血で血を洗った歴史を持つ、地続きの
ヨーロッパ、アジアの国々の人の気持ちは、私たちには
到底分かりません。
でもとりあえず、「一筋縄では理解出来ない 」
せめてこれだけでも、分からないといけないなぁ、
と思います。

同胞の無事解放を祈りつつ、、、、、。

投稿: anan | 2015年1月29日 (木) 23時33分

1990年10月の東西ドイツ統一の日、
私は交換教員として海外にいたのですが、
ドイツから派遣されていた仲間を中心に、同僚みんなで大いに盛り上がり、祝福しあいました。
「平和な世界がやってきた!みんなで共存していける世界万歳!」
というムードにあふれていた当時、
まさか、21世紀がこんな時代になるとは思いもしませんでした。

人間同志のいがみあいをストップさせるには、何をどうしたらいいのか、みんなで考えていかなくてはと思います。

投稿: PIO | 2015年1月31日 (土) 16時38分

★ PIO様、まあ!歴史のひとこまを、実体験
されていたのですね。
あれからもう25年。

こんな状況になるとは思いもよりませんでした。
言葉を失ってしまいます。

投稿: anan | 2015年1月31日 (土) 22時24分

何だかあちこちきな臭い。
「歴史は繰り返す」と言われているけれど、今こそ歴史に学ばなければ。
戦争は「平和秩序を目指して」というけれど、根本には権力闘争が潜む。
平時は人を殺したら、殺人刑なのに、戦争は手柄に変わる。

戦争の悲惨さが充分に伝わらないまま、平和を享受してきた戦争を知らない世代が政治を治める時代が来て、変な方向に行かなければ良いがと危惧している。

気味の悪い時代になり始めている。

投稿: お黒ちゃん | 2015年2月20日 (金) 22時26分

★ お黒ちゃん様、おっしゃる通り、戦後70年を迎え、
今一度歴史に学ばねばなりません。
一方、この70年で大きく変わった世界に、対応出来る
新しい仕組みも整えねばなりません。
平和は、ただ唱えているだけでは、維持出来ない。
これはあきらかです。
でも維持する仕組みをどう組み立てるのか、
いろいろな角度から、考えねばならないですね。
とても難しいと思います。
他国との距離に配慮しつつも、日本の独自性を、
追求したいものです。

投稿: anan | 2015年2月22日 (日) 09時51分

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