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2015年2月

バルセロナ旅行記  ー  サグラダ・ファミリア

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長年憧れていたバルセロナ。何故かいままでチャンスなく、今回初めて訪れた。

旅行は2月12日ー19日の8日間だが、移動に要する日をのぞくと賞味5日間の滞在。

短い期間だったが、旅は予定通り順調で、訪れた場所はすべて、期待以上の素晴らしさだった。

一番の目的は、ガウディの最高傑作と言われるサグラダ・ファミリア(聖家族贖罪教会)。

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残念ながら、ガウディはこの教会建設中に事故で亡くなった。

しかしその遺志は、数多くの建築家、技師によって支えられ、現在も建設は続けられている。

現在ユネスコ世界遺産とされているのは、ガウディが直接手がけた、生誕のファザード部分。

建物の東側にある。

ここには、イエス誕生の物語を綴る多くの彫刻が施されている。 

〈受胎告知〉

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〈イエスの誕生ー牛が暖かい息を吹きかけている〉

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門には様々な木々、花、そしてカブトムシまでが、彫られていた。

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私たちは、この門から中に入った。

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内側には荘厳で静謐な空気が漂う。

樹木を形どった柱は、森の中にいるような錯覚を起こさせ、不思議な気分の落ち着きをもたらす。

すると、パイプオルガンの音色に乗って、シューベルトの「アベマリア」が聞こえた。

どこで、誰が歌っているのかと思ったが、どうやらBGMが流されているようだ。

東側に配されたステンドグラスは、ブルーが基調。

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その窓から、ブルー・グリーンの光が教会内に降りそそぐ。森の中に、精霊の宿るがごとく。

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西側のステンドグラスは、オレンジ色。午後の明かりを柔らかに内側に運ぶ。

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教会の地下には、ガウディの亡骸が葬られている。いまでも、ろうそくが絶えることがない。

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名残惜しい気持ちを胸に、西側の門より外へ。

西側には、受難のハザードがある。

生誕のハザードに対し、装飾を排し、むき出しの石に直線的な彫刻が、キリストの死を象徴。

悲しみが込められている。

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サグラダ・ファミリアは、いったいいつになれば完成するのかと、危ぶまれたときもあった。

しかしコンピューターを駆使することにより、ガウディの意思を反映した設計が順調に仕上がっている。

その上、聖堂の入場者が増えて、建築費は潤沢に準備出来た。

2026年はガウディ没後100年。その時までに完成しようとの目論見だ。

その時はもう一度訪れて、完成した教会を見たいと思う。

あと11年。日本人女子の平均余命からすれば、生きているとは思う。

だが、再訪出来る程度に、お利口でいるだろうか?

ちょっと心配。

★ ★ ★ ★ ★

サグラダ・ファミリアのみならず、ガウディの建築物を見るには、あらかじめ予約することをお勧めする。

インターネットから出来るので、是非!


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