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2015年3月

「ワタシと一緒の食事はいつもおいしい!」@バルセロナ その1

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バルセロナは、モダニズモの建造物だけではない。

お食事も大変結構だった。

写真は、フォアグラのカルパッチョ。

フォアグラは食べたことあるが、カルパッチョに仕立てたのは初めて。

食べるときは、脂身の強い白い部分と、赤みの部分を混ぜるよう言われた。

するといわゆるフォアグラの色になる。

食すと、品のいい脂の香りと舌触りが口の中に広がった。

おお、なかなかやるではないか、バルセロナ!

このレストランは出発前に友人に教えてもらった。

鍋ごと供される魚のスープとパエリアが美味しかったと。

写真を見せられたが、このスープは女子2名 では多すぎる。

そこでこの夜のメニューは、カルパッチョ、グリーンサラダ、魚介のパエリア。


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パエリアの写真はちょっとピンぼけで申し訳ない。

(しかも一人ずつに分けられてからの写真なので、今ひとつ。)

仕上げはお店のおごりのデザート。


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カスタードクリームにザラメの砂糖を乗せ、バーナーであぶったもの。

とろとろの食感と、おなかに軽いカスタードの作りが、胃の隙間を埋めるに、必要にして充分。

完璧な夕飯だった。

★ ★ ★ ★ ★

レストラン情報:  

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Restaurante Madrid-Barcelona

Carrer D’Arago, 284
08007 Barcelona

Tel. +34 93 215 70 27
info@madrid-barcelona.cat

店の名前の由来は、この店の前からマドリッド行きの電車が出ていたことから。
現在、電車は地下に潜っている。

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グエル別邸 ー バルセロナ旅行記

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ガウディ初期の作品。

自身のパトロンであった裕福な実業家エウセビ・グエルからの依頼を受け設計。

バルセロナの目抜き通り、ランブラス通りから、横に入った所にある。

正面入り口を飾るのはカタルーニャの紋章。

本来は本館につながる別邸として作られたが、グエルが気に入り、19世紀末から20世紀初頭まで、妻と10人の子供と一緒にここで暮らした。

大理石がふんだんに使われたこの邸宅は、地下1階、地上4階建て。

馬小屋とされた地下室、豪華な大理石の階段のある一階エントランス、ガウディの執務室のあった中2階、吹き抜け天井のある2階(パブリックスペース)、寝室が置かれた3階、使用人の部屋と厨房が配された4階からなる。

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この建築の目玉と言える吹き抜けのサロンには、なんとパイプオルガンまでしつらえられた。

天井に開けられた無数の穴が、サロンに柔らかな光を与える。

ピアノの置かれたホール。

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実際、この家では、しょっちゅう人を招いて、音楽会が行われたそうだ。

おそらく、その人々との会食が行われたと思われる食堂。

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ガウディ建築の素晴らしさは、ディテールにある。

手の込んだ装飾を施された照明をご覧あれ。

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ドアにもこんな装飾が。装飾にまぎれて、のぞき穴が開けられている。

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天井には木組みの美しい飾り。

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木彫りの物入れ。背景の壁、柱に施された匠の技も、併せてご覧いただけるだろうか。

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これらの装飾を考えたガウディは全く素晴らしい。

しかし一方、それを造る技術者がいたからこそ、なし得たことと言えよう。

どちらにも拍手を送りたい。

ガウディのセンスは煙突にも発揮される。

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およそ建物に付属する物には全て、機能に美しさをプラス。

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粉砕タイルを利用することで、自在な形が可能になった。

ディテールの素晴らしさはもちろんだが、構造的にも問題なく設計されたことは、言うまでもない。

それは、全体の重さを支えるために設計された、地下室の太い柱に象徴されている。

個人の建物、しかも富豪の建物なので、設計上、重厚さ、豪華さが、強く意識されたように思う。

その後建てられたカサ・ミラ、カサ・バトリョとは趣をことにする。

残念だったのは、オーディオガイダンスがあまり良くなかったことだ。

一つ一つの説明が長過ぎて、飽きてしまう。

カサ・ミラ、カサ・バトリョのガイダンスが、あまりに見事だったので、かえって際立ってしまった。

さて、思うままに書いたが、ガウディ建築の素晴らしさをお伝え出来ただろうか?

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